Rippleは国際送金をどのように変えるのか?Ripple社社員さんに聞いて見た! Part3

てにったーさんから寄稿させていただきました翻訳シリーズ3記事目です。

翻訳についての誤り・確認したい事項等々についてはてにったーさんの方にご連絡お願い致します。

国際送金を容易にする技術に求められる要件

JoelKatz: 銀行が国際送金を容易にするための技術を新たに使うにあたっては、その技術には2つの大きな要件が求められます。

まず、資金移動の機能以外にも全てを備えている必要がある、ということです。つまりガバナンス、規則、システムへの統合、コンプライアンス等です。Ripple社はRipple Connect(現在のxCurrent)やGlobal Payments Steering Group (GPSG)などこれを構築しています。Rippleが銀行と契約を交わす際、銀行はRipple Connectというソフトウェアを購入します。このソフトウェアは既存の銀行システムと統合しつつ、様々なルートで資金を移動することを可能にするものです。銀行がRipple Connectを最初に導入すると、資金はそれまでと同じルートを通ることが多いようです。

これを聞いてひょっとしたら、お金がいつも同じルートを通るのなら銀行は何を悩んでいたのかと不思議に思うかもしれません。その答えは以下のとおりです。たとえ結果的に以前と同じルートを通ったとしても、なおSWIFT(のような物)よりもRipple Connectを使った方がメリットが大きいから、ということになります。具体的にいうと、送金がずっと早くなる、手数料があらかじめ判明する、送金が成功したらほとんど即座にレポートが顧客に送られる、といったことが理由です。

さらに効率的に資産を動かす時に必要なものとは

しかし、メリットを最大限に得るために、お金をもっと早く動かしたいと思うでしょう。ここで、ある人がとても大きな国際送金を受け取り、それをすぐに国内ルートに乗せたいというシチュエーションを想像してみてください。この時、もし受け取り側の銀行が受け取った物が、国内ルートとは異なった特定の国際送金ネットワークでしか通用しないトークンだったとしたら、彼らは一体どうしたらよいのでしょうか?彼らはどうにかしてそのトークンを売って、国内で送金できる何かしらに替えないといけません。言い換えると、本当の即時送金を行うには、受け取るべき価値が、受け取るべき形で、受け取る側になければならない(少なくともすぐ近くになければならない)わけです。つまりこれは、誰かが受け取り側の銀行か、その近くに流動性のための「プール」を持っている必要があることを意味しています。

世界中に支払いをするような企業は、伝統的にそのようなお金のプールを自前で持っています。例えば彼らがタイ国内での支払いに対応できるように、タイで現地通貨をプールします。そして、もしこのプール金が減ってきたら補充するのですが、ここで為替送金に何日か待たされてしまいます。その結果、タイで流動性のプールを維持するには、タイ国内で予想される数日間分の支払い額を賄うのに十分な大きさのプールを用意する必要があるのです。

支払いに利用されるXRPの流動性を上げていくには

Ripple社の戦略は、戦略的に重要な送金ルート上にXRPの流動性プールを作るため、これにインセンティブ(インセンティブプログラムに関する記事はこちらから)を与えることです。これを実現する1つの方法として、該当するエリアにて国内流動性を確保するため、XRPと現地通貨の取引で最も良い為替条件を出した者に報酬を与える、というものが考えられます。XRPは、送金(ペイメント=所有権の移動、帳簿上の移動)を速めるだけでなく、決済(セトルメント=現金・現物の移動)も速めることができます。なぜならば所有権の移動が(送金そのものに先んじて)受け手側の決済ネットワークにあらかじめ送られるからです。これは正確にはInterledger Protocol (ILP)が可能にしているものです。

まとめ

最後になりますが、(Ripple Connectと伝統的な決済システムの両方で言えることですが)送金は、全員が個別に流動性のプールを持つよりも、1つだけ大きなプールを持つ方が効率性が増します。そのようなプールは最終的には、資本コストが最も低く、かつシステム内外への資金移動がもっとも容易な業者によって占められることになるでしょう。(キャッシュフローにも依りますが。)

ここで言いたいことは、送り手・送り手側の銀行・受け手側の銀行の3者の誰もが流動性のプールを持たなくても即時の送金と決済(権利の移動)が可能であることを示しています。

仮想通貨FXができる厳選国内外取引所紹介

BTCFX・アルトコインFXができる取引所紹介です!

レバレッジの倍率・追証の有無・アプリの使いやすさなど、様々な観点からご紹介しています!

こちらから解説記事へ飛ぶことができます!

コメントを残す