仮想通貨の解体新書

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Ripple社 CTOに聞く!Ripple、XRP、InterledgerについてのQ&A #2

前回の記事Ripple社 CTOに聞く!Ripple、XRP、InterledgerについてのQ&A #1 - 仮想通貨の解体新書の続きの第二弾の記事です。

 

途中、自分にも言える勘違いしていた点や、大事な点がたくさん出てきました。皆さんもハッとする部分があると思いますので是非読んでいただきたいです!

rippler.hatenablog.com

 

それではどうぞ!

 

8. RippleとInterledger同士の影響の仕方にについて説明してください。 両者の違いは何ですか?

 

私達は共有された台帳(ledger)を主に一つの通貨の為に使っています。その通貨というのはXRPのことですが、これは質問にでてきている二つの事柄以外の第3のモノなので、おそらく読者の皆さんを混乱させてしまうかもしれませんが、私はそれをいつも、理解していく為に必要な段階だという風に見ています。私達がRippleを用いて人々に最も今即座に与えることができる利益は、私達が先ほど話していたように透明性ですよね?ですので、それが今日も決済を行なっている銀行が得られる利益の中で最も近い未来に得られるものだと言えるでしょう。

9. 今まで話して来た中で矛盾していると感じる事柄があるので、私はそれらのことをより明らかにし、知りたいと思います。 Rippleへの入り口であり、他のものへの入り口でもあるInterledgerを使用した場合の利点は、ある特定の取引に関わる銀行だけがその取引を見ることができるといった匿名性です。一方Rippleを使用した場合の利点をあなたは透明性であると言います。 私のGateway(意味:法定通貨とXRPを交換し保有するための口座)を私と私のパートナーだけが見ることができるものだとしたら、どのように透明性と匿名性のバランスをとるのですか?

 

取引の全体の動きを見ることができるのは、取引自体の関係者だけですか?

 

まさしくそういうことです。

おそらく「透明性」は誤解を招く言葉ですね。

私はいつも「透明性」というのは何を意味しているのか、そして誰の為のものなのかを考えています。私たちから見ると、それは、取引する際の道筋であったり、流動性がどのように見えるのかという点が利用者にとっての透明性だと考えています。 すべての利用者が彼らの資産に関する情報を共有することに納得しているわけではありませんし、彼らの価格設定について透明になることも納得していないかもしれません。しかし私は、その面における透明性は必要であると考えています。なぜなら将来、顧客が必要とするだろうと考えているからで、例えば資産をシェアしたいと考える利用者も出て来ます。そのような方達が私たちのネットワークに参加することを促すために透明性は必要で、そのような事業が最も成功する事柄だと考えています。

「資産をシェアしたいと考える利用者を、私たちのネットワークに参加することを促す。そのような事業が最も成功する事柄だろうと考えている」


監視当局も同様に「顧客を公平に扱う」という視点からそれを許可し楽観的に見ると思います。

 

私たちの時代を作りましょう。 我々はInterledgerを持っているし、Rippleも持っている。そして第3のモノ、XRPをも持っています。

 

10. 今ここで1つの疑問を解決したいと思います。なぜInterledgerが必要なのでしょう?私は透明性が欲しいです。どうすればInterledgerを手に入れることができますか? どうすればそれの一員になれるのですか?そしてそれは私に何を与えるのですか?

 

Interledgerは基本的に違うシステム同士の相互運用性を助ける決済のためのプロトコルです。 私たちはインターネットから得られたアイデアを支払いに応用し適用したいと考えています。 ですから、インターネットと同じ種類の構造を使い、その歴史を参照し、実際にインターネットをお金に関しても応用し適用できるかどうかについて考えてみましょう。 私はブロックチェーンのインターネット、価値のインターネット、お金のインターネット、そして支払いのインターネットについて話す人が大勢いると思っています。 しかし、私は実際にはこれらの方々の多くはインターネットの構造を見ていないと思うし、それらの原則をそのまま適用できると思っていると感じます。 彼らはただそれらが完成した後の結果だけを考え、得ようとしているだけにすぎません。

 
11. では、現在の銀行のシステムと決済のシステムは、インターネットの初期の時代にいると言っても過言ではないでしょうか? インターネットが登場する前に、私たちはネットワークを構築することができました。大学はネットワークをもっていたし、企業もネットワークを持っていましたが、それらのネットワークを互いに接続しやりとりをすることは、いつも独占的で困難でした。それはまさしく現在の銀行のシステムに似ているように感じます。

私はその問題を解決したいと思いますし、それらのシステムがお互いにやり取りをする方法が必要ですが、私はインターネットプロトコルだけでは行えず、別のタイプのプロトコルが必要です。そして私はそれをする時、多分Interledgerのような物を使いたいと思うでしょう。

そうですね、私がいつもRippleの例で挙げられる最適の例は、VISAです。彼らのスローガンをあなたは知っていますか? 「あなたの目指すところにどこへでも(Everywhere you want to be)」です。他のクレジットカード会社MasterCardでも基本的に同じことを挙げています。「買えるものは全てMasterCardで(For everything else, there’s MasterCard)」です。どちらのケースでも、どれだけ彼らのネットワークが大きいのかを、どれだけ多くの使用者がその人たちの行先でこれらのカードを使うことができるかを宣伝しています。最も重要な価値と言えるものは、使用料がどれだけ安いのかや、どれほど速いのか、またそれに似たようなモノのことではありません。それは「どれだけ多くの利用者のニーズに応えられるか」です。十分に時代を遡れば、貴方はCompuServeとオンラインサービスのプロバイダーの広告を見ることができるでしょう。そこには「私たちは全体の中のほとんどの利用者を抱え、ほとんどのサービスをも持ちます」と書かれています。すべてのネットワークが一緒に結び付けられる前、最も価値のある問題は常に何人の利用者を獲得できるかということで、それは道理にかなっています。これらの非常に大規模な現役の会社が2人揃えば、利用者など世界規模で手に入ります。しかし、何が起こったかというと、すべての小規模のプロバイダー達が一緒に提携し、相互運用性のある彼らが様々なプロトコルを使い出します。その頃貴方は突然、彼ら提携したもの達が現役の会社に脅し始めるのを見ます。まだ完全な技術にはなっていない決済の世界では、まだそのようなことは起きていません。そしてInterledgerでは、上記の前例のようなことを決済の世界でも起こすことができるプロトコルを作成しようとしています。

12. Interledgerを完成させたら、どのような問題のプロセスを進めたいですか?支払いが相互運用可能になったら、次に解決すべきと考えることは何ですか?

私たちは11人のInterledgerのためだけにフルタイムで働く人々を持っています。私たちがこれほど多くの時間をInterledgerの開発に費やしているのは、私たちの製品の中でこれが大きな引率役になると考えているからです。なぜなら、これが現代のシステムにさらにプレッシャーをかけ、技術革新を停滞させずに推し進められるからです。私たちがInterledgerに思い描いているような、どんな財布からどんな財布にでも支払いができ、流れの中で円滑に人々が決済をするようになれば、私が現在使わざるを得ないこれらの高価で低速なネットワークをもはや使わずに済みます。その段階に達した時、銀行はそれに追いついていくしかなくなります。ですので敢えて今、銀行がそれを行えるように、銀行のためのソリューションも提供しています。 そしてまたそれも私たちの製品に需要を生み出しています。

 

 

以上で第2弾の記事は終わりになります。どうでしたか?感慨深い内容がかなりあったと思います。私も勉強になりました。

 

ではまた!

 

次の記事

Ripple社 CTOに聞く!Ripple、XRP、InterledgerについてのQ&A #3 - 仮想通貨の解体新書

Ripple社 CTOに聞く!Ripple、XRP、InterledgerについてのQ&A #4 - 仮想通貨の解体新書

 

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