Rippleのインターレジャープロトコル ILPはなぜ誕生したのか? Ripple社社員さんに聞いて見た! Part4

てにったーさんから寄稿させていただきました翻訳シリーズ4記事目です。

翻訳についての誤り・確認したい事項等々についてはてにったーさんの方にご連絡お願い致します。

翻訳元

ILPが誕生する前の送金の欠点

我々は、Ripple Consensus Ledger (RCL; 現XRP Ledger)にXRP以外の資産(IOU)を入れて使うというような方法をもう推進していません。(IOUの概念は変更されました。) しかし、利用をやめさせようとは考えていません。もしかしたら誰かがRCLに合った新しい使い道を見つけるかもしれないからです。しかしながら金融機関にとっては、RCLが持つ利点はフィットせず、逆に欠点の方は彼らにとってかなり都合が悪かったようです。

我々が最初に始めたころは、沢山のことにXRPを利用することは不可能でした。十分な流動性がなく、価格変動が大きすぎたのです。そのころはまだInterledger Protocol (ILP)が無く、我々はRCL上にXRP以外の資産(IOU)を入れて使ってもらうことを推進していました。これを気に入ってくれた金融機関も中にありましたが、ほとんどの場合は気に入られませんでした。彼らが嫌がった点は以下のようなものです。パブリックな(オープンな)台帳での取引を強制されること、XRPの保有・利用を強制されること、彼ら自身の台帳とRCLとの間にゲートウェイを立てなければならないこと、等々。XRPを使ったブリッジへと持って行く方法としては、このやり方はうまく行きませんでした。

なぜILPが採用されたのか?

ILPの話に移しましょう。ILPは金融機関が抱いていたこれらの懸念を全て解決しました。その結果、我々の決済ソフトウェア(Ripple Connect)は彼らに売れ、さらに十分な流動性がある所ならどこでもXRPによるブリッジが可能になりました。したがって今我々が推し進めるものはILPになっています。

XRPを使わないRipple Connect / ILP送金(という段階)から、XRPを使ったブリッジ送金(という段階)へと、銀行をどのように転換させていくのか?その計画について我々は以前にもお話ししたことがあります。短く述べると、技術的な障壁を解消するためにILPを稼働させてから、狙った通貨ペアにXRPの流動性を供給することです。為替スプレッドを小さくするためにはマーケットメーカーにスプレッド削減を促すインセンティブを与えていくことになります。
おわりに言っておきたいことがあります。以前に比べて1つだけ変化があったことです。それは、金融機関が以前よりも暗号通貨を受け入れる姿勢になってきたことです。

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